渡り蝶と渡り人・・・おりおりの短歌
四季折々の短歌を示します。
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短歌「風の世界」8首中2番目
花水木のほころび誘う春風は

      眺むる人の心もほどく



 花水木(ハナミズキ)の花びらの仕組みは実に巧みに出来ている。
 大事な贈り物を特別な紙で
 心を込めて大事に包みこんだような形だ。
 春の風が可愛らしい贈り物にあたると、
 花弁が少しずつほぐれていって、
 包み紙がはらりとほどけたときには、
 綺麗な四弁の花びらと花の芯の様子が観賞できる。
    「地表」(2009年7月号収載)

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