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渡り蝶と渡り人・・・おりおりの短歌
四季折々の短歌を示します。
短歌「風の世界」8首中5番目
緑蔭に一人たたずみ

      さやさやと耳朶打つ風のささやきを聴く
 

 ある夏の日のこと。
 木陰に座ってしばらくたたずんでいると、
 樹間を涼やかな風が抜けていった。
 その風が耳朶(じだ。みみたぶのこと)にやさしく当たる音が、
 その森の目に見えない物語を教えてくれるように感じられた。 
    「地表」(2009年7月号収載)
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